過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その3!?」
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日寄子は別です。あの子は自分がソロになるまであらゆるダメージを防ぎます。前半は正直その辺りの定義が曖昧でした。
◆x/rxoIq2T6
[saga]
2013/03/19(火) 21:49:46.06 ID:xsW4/8+J0
狛枝「うぐ、あ……!」
日向「戦いは俺の勝ちだ、それでいいよな?」
狛枝「…ぐ、あ…そうだね…今の僕じゃどうあがいても勝てないみたいだ…」
日向「そうか」
日向はその答えに一つ頷き、狛枝の傍へと歩み寄る。
そして懐から医療器具を取り出すと、テキパキと処理をしていく。
狛枝「これって…」
日向「医療器具はたまたま持っていたんだ。まあこの世界だと怪我も絶えないしな。治療に関しては超高校級の“保健委員”の才能を少しな」
狛枝「…はは、本当にすごいね」
日向「それで、お前はどうする気なんだ?」
治療をしながら、日向は疑問を訊ねる。
狛枝「うん、宣戦布告と日向クンに伝えたいことは伝えたし…しばらくは休戦だね。どうも敵に塩を送り過ぎちゃったみたいだし」
日向「安心しろよ、これからは緊急時以外でこの才能を無闇に使うつもりはないさ」
狛枝「うん、君ならそう言うと思ったよ」
日向「なら、どうして」
狛枝「僕はね、希望になりかった。だけどそれと同じくらい…いや、それ以上に求めているものがあったんだ」
日向「…なんだよ?」
狛枝「次、日向クンと戦うのは第八層のボス部屋。それまでは何があろうと僕は君たちとは戦わない、約束するよ」
日向「おい、話を逸らすな」
狛枝「だからさ、日向クン──」
狛枝「僕と、友達になってくれるかな?」
そんなことを言われて。
日向は一瞬ぽかんとしてしまう。
ようやく頭で理解が追いついて、プッと吹き出した。
狛枝「参ったね…一世一代の告白だって言うのにさ」
日向「いや、あんまりにもバカらしい事を聞くからさ」
狛枝「それは…僕なんかと友達になんてなるわけないって事かな…?」
日向「それは違うぞ。っていうか俺は最初からお前と友達のつもりだったんだけどな」
狛枝「…え?」
日向「お前はうざいし希望キチだし面倒だし希望厨だし外道だけど……友達じゃないなんて思ったことは無いぞ」
日向はそう言って、笑みを浮かべた。
日向のスキル『ココロンパ』・『未来』が『超高校級の“未来”』に変化した。
日向のスキル『真・カムクラ覚醒』が『真・カムクライズル』に変化した。
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