過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その3!?」
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458: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/03/25(月) 21:59:52.09 ID:7ai3vUeb0
サブシナリオ 【日向の考え】


九頭龍「おい、日向」

ぼんやりとコーヒーを飲んでいると、九頭龍に声をかけられた。

日向「九頭龍か、どうした」

九頭龍「まあその、なんだ…」

俺は至って不通に返したつもりだったのが、なぜか九頭龍は照れて口ごもる。

九頭龍「今日は飲まねーか?」

日向「…未成年だぞ」

九頭龍「いや、そうじゃねえ。まあアレだよ、クラスの交流ってやつだ」

日向「……ぷっ」

九頭龍「わ、笑うんじゃねー!」

なるほど柄になく照れていたのは、そういう事だったのか。

九頭龍「あーくそ、だから俺が誘うのはイヤだって言ったんだよ…」

なんてことをぶつぶつ呟いている。
俺はそれを遮るように、返事を返した。

日向「ああ、いいぞ」

九頭龍「そうか。まあ面子はいつも通りだぜ」

日向「ああ、分かった」

九頭龍「ああそうだ、飲み物持ってきてくんねーか?」

日向「飲み物…いいけど、どうしてだ?」

九頭龍「今日は俺の部屋でやるつもりなんだが、左右田の野郎が菓子はジャンクフードに限るとか言いやがってよ」

日向「お前の部屋って和菓子しか置いてないもんな」

九頭龍「まあな。だけどポテトチップスにお茶ってのも変だろ?」

日向「確かにな。…ああ、それで飲み物を」

九頭龍「そう言うわけだ。わりーけど協力してくれや」

飲み物なら部屋に買い置きがある、それを持っていけばいい。

九頭龍「そんじゃ、準備が出来たらすぐに来てくれていいぜ。左右田なんかはすでに来てはしゃいでやがるからよ」

日向「ああ、分かった」


俺たちが未来機関に保護されてから半年が経った。
今だ世界はめちゃくちゃだ…けれど、苗木達や俺たちの努力もあってか、少しずつ良くはなってきている。
人々は少しずつ希望を取り戻し、破壊しかなかった世界にも光が見えてきた。
とはいえ、元絶望だった俺たちに家なんて立派なものがあるわけがなく、現状は未来機関の施設で寮生活もどきをしている。
半年も経てばここの生活にも慣れ、俺たちは学生らしくこのような集まりを良くしている。
そして、俺があのゲームに巻き込まれた“原因”となったのも、この集まりだった。


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