過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その3!?」
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◆x/rxoIq2T6
[saga]
2013/03/25(月) 23:22:11.53 ID:7ai3vUeb0
左右田「後は……はぁ」
九頭龍「言うまでもねーだろうな」
花村「おかしいよね、男子の数と女子の数は同じなのに、バランスが取れてないっていうかさ」
狛枝「まあ、こればっかりは仕方ないんじゃないかな!日向クンの希望力が凄いんだよ」
日向「なんだよ希望力って」
田中「希望力か、忌々しき力め……!」
日向「だからなんだよそれ」
何故か全員が恨めしい視線を送ってくる。
俺には特に浮いた話も無いんだけどな。
花村「まあ日向君だから仕方ないって部分はあるんだけどね」
九頭龍「まあそうだな。日向なら仕方ねーつーか、むしろなるべくしてなったって感じはするわな」
狛枝「流石日向クン!女子だけじゃなくて男子にまでモテるなんて!」
日向「何か知らんがやめてくれ」
左右田「結構時間経ったけど、弐大も豚神もおっせーな」
日向「確かに、そろそろ来てもおかしくないよな」
なんて話をしていると、タイミングよくドアが開いた。
弐大「がっはっは!弐大猫丸、今帰ったぞ!」
豚神「悪いな、道中で手間取ってな」
花村「遅いよ二人ともー、もうみんなはじめちゃってるよー」
弐大「いやーすまん、少しマッサージに時間がかかってのう」
豚神「だが安心しろ、お前らに土産を持ってきたぞ」
九頭龍「悪いが土産なら狛枝が腐るほど持ってきてるぞ」
狛枝「そんなことないよ!むしろ大歓迎さ!」
豚神「フン、問題ない。なにせこれは現時点で俺たちしか持っていないものだからな」
田中「どういう意味だ?」
弐大「先ほど【 】と会ってのう。そこでこれを貰ったんじゃ」
弐大が紙袋のようなものを掲げ、中から機械のようなものを取り出した。
左右田「これって…ヘッドマウントディスプレイか?つーかこれ最新機種じゃねーか!なんでこんなもん持ってるんだよあいつ!」
豚神「どうやら最新型で、ゲームができるみたいでな。俺たち全員にプレイしてほしいそうだぞ」
花村「うわあ…なんだかすごいね。ロマンが溢れてるっていうのかな」
俺たちは渡されたヘッドマウントディプレイを眺めて感嘆の息を漏らす。
やっぱり男にとってこういう機械ってのはロマンがあると個人的には思う。だからこそ俺は躊躇いなくそのゲームのプレイに承諾した。
俺たちは口々に感想を漏らしながら、ヘッドマウントディプレイを装着し、部屋に寝っころがる。
やがて静寂が部屋を包み、軽快なゲームの起動音がした。
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