過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その3!?」
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◆x/rxoIq2T6
[saga]
2013/04/01(月) 20:32:39.16 ID:cMBI/o0w0
日向「次は辺古山たちだけど…あいつらまだ生きてるしなあ」
罪木「そうするとなると、やっぱり…」
日向「西園寺たち、か」
罪木「私がこの世界でも頑張っていこう、強くなろうって思えたのは…やっぱり日寄子ちゃんの存在が大きいですし」
そう語る罪木の横顔は、前の気弱な印象なんて微塵も感じない、“芯”のようなものが見えた気がした。
日向「でも、おかしいもんだよな。少し前まではお前、西園寺の名前聞くとひぃいとか言ってなかったか?」
罪木「えへへ…少し前までの私は、自分の不幸に酔ってたんだと思います」
罪木「日寄子さんがどういう考えで、どういう気持ちで私に接してたのかを考えず、私はただいじめられてるんだって」
日向「いや、西園寺のことだから格好のいじめ対象だからやってたとかそんな理由だぞ」
罪木「あはは…そうかもしれないです」
罪木「でも、最後の一言は、やっぱり嘘には思えないんです」
罪木「だから私は、今までの日寄子ちゃんの行いを、前向きに受け止めます」
日向「お前がそれでいいのなら、俺は何も言わないよ」
罪木「でもやられっ放しは嫌ですからね、今度日寄子ちゃんに会ったらいじわるしちゃいますよー」
日向「お手柔らかにな」
きっと昔の罪木なら、そんなこと考えもしなかっただろう。
罪木は強くなっている。
俺はそのことを改めて認識できて、それが嬉しくて。
罪木「ひゃっ」
罪木の頭をくうしゃくしゃと撫でた。
罪木「い、いきなりどうしたんですかぁ?」
日向「いや、罪木の成長が嬉しいんだ」
罪木「成長って…えへへ、大げさですよぅ」
日向「大げさでもなんでも、俺には嬉しいことだからさ」
俺はしばらく、罪木の頭を撫で続けた。
罪木もくすぐったそうに、けれどどこか誇らしげに、それを受け入れていた。
大和田のことを忘れていたのに気付いたのは、それから数分後のことだった。
罪木の好感度が最大になりました。
合体技『デイドリームシンドローム』が使用可能になりました。
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