過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その3!?」
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681: ◆x/rxoIq2T6[saga sage]
2013/04/01(月) 22:34:36.31 ID:cMBI/o0w0
苗木「やあ、日向クン」

日向「おっす、調子はどうだ」

苗木「まあまあかな、日向クンは?」

日向「俺もまあまあだ」

苗木「なんというか、このゲームもいよいよ大詰めってところまで来たね」

日向「…そうだな」

苗木「皆の士気も高まってるし、この調子ならクリアできるんじゃないかな?」

日向「ああ、きっと出来る。いや、やらなくちゃいけないんだ」

苗木「うん、犠牲にしてきた皆の為にもね」

日向「もちろんだ」

苗木「…ねえ、日向クン。日向クンだからこそ話したいことがあるんだ」

日向「なんだ?」

苗木「何か、聞こえるんだ」

日向「聞こえる…?」

苗木「うん、何を言ってるのか詳しくは分からない。でも、ふとしたときに頭の中で囁くんだ」

苗木「たぶん…思い出せって言ってるんだと思う」

日向「!」

苗木「何を思い出せばいいのか、僕には分からない。僕が何を忘れているのかも、分からない」

日向「それは…」

苗木「どういうことなのかな…」

日向「苗木が、それを思い出したいのか?」

苗木「正直、分からない。思い出せってことは、大切な記憶なんだと思う。けど、心のどこかで思い出してはいけないって気がしてるんだ」

日向「…俺は、なんとも言えないな」

苗木「そうだよね。いきなりこんなこと言われても…」

日向「そうじゃない。お前の気持ちが決まってないなら、俺は口を出せない」

日向「お前が思い出したい、そう思うのなら俺は出来る限りの手伝いをするし、思い出したくないのなら、忘れられるように努力する」

苗木「……」

日向「後は、お前次第って事だ」

苗木「…ありがとう、よく考えてみるよ。別に頻繁に起こるわけじゃないしね。ふとした拍子に起こるだけだし」

日向「ああ。答えが出たら、聞かせてくれ」

苗木「うん。日向クンに相談してよかったよ」

日向(苗木の幻聴…間違いなく、モノクマの“サービス”だろうけど、それを使うかどうかは、苗木次第だ)


苗木と日向は二人でのんびりと過ごした。


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