過去ログ - 【18禁】戦場ヶ原「私を抱いて欲しいのよ」貝木「は?」
1- 20
12: ◆ZDIJ5Wgmv6[saga]
2013/02/17(日) 00:01:15.72 ID:urpXpriA0

『……ごめんなさい、いきなりこんな事を頼まれたら不審に思うのは当然よね。
 だけど貝木、私は真剣なの。ふざけている訳じゃない。私は貴方に依頼して、お金を払って、貴方に抱いて欲しいのよ』

「……どうやら本気のようだな。理由も状況も一切見えては来ないが、それだけは解った」

『ありがとう。理由は直接会って説明するわ。この依頼、受けて貰えるかしら?』

「それを決めるのは話を聞いてからだな。そこまで言うからには余程の理由があるのだろう」

『感謝するわ。それで貴方は今、どこにいるの?』

「大阪だ。道頓堀の近くの ホテルに拠点を作って仕事をしている。来るのなら難波駅まで来い」

結局とんとん拍子に、会って話す方向で話を進めてしまった。しかし、ひとつだけ釈明をさせて欲しい。
俺は決して戦場ヶ原を抱きたいがために、喜び勇む気持ちをひた隠しにしながら、嫌そうに話を進めている訳では無い。
そりゃあ俺だって精神はともかく体は健康な男だ。いわゆる性欲という物も確かにある。
知り合いの外面だけは美人な若い女が「抱いて欲しい」と電話をかけてきたなら、
それこそ飛び上がって喜んでもおかしくないと思われるだろう。

しかし俺にとって戦場ヶ原ひたぎという女は、結局どこまで行っても「知り合いの子供」でしかない。
あい つも今年で19になっただろうが、そんな事は関係が無いのだ。
俺の中ではあいつはいつまでも、昔詐欺を働いた家庭の生意気な子供でしか無いのだから。

ただ今回はそんな知り合いの子供が、いつになく切羽詰まった様子で訳のわからん事を頼んできたのだ。
善良とは程遠いながらもひとりの大人として、話しくらい聞いてやっても構わんという気にもなる。
ただ、それだけの話だ。こればっかりは嘘では無い。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
155Res/130.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice