過去ログ - 【安価】京太郎「救われぬ愛に救いの手を」 玄米「15本場ですのだ」
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28:玄米 ◆VB1fdkUTPA[saga]
2013/02/17(日) 07:54:14.77 ID:GIzEylCQo



仲のいい姿。

それはどの性別、どの年代、どの国籍であろうと、見ていて気持ちいいものである。

幼い子供たちが仲良く遊んでいるのを見れば自然と笑みが零れる。

少年少女が青い春を過ごしている姿は爽やかさを感じさせる。

大人同士に感じる無言の絆はそこに確かにあると感じれる。

老人同士の繋がりは、綿で包まれるような暖かさがある。

まぁ、つまり。

仲の良い女の子同士っていいよね、って話なだけだ。


憧「宥ねぇの髪櫛してあげる〜」

宥「あ、憧ちゃん、くすぐったいよ」


きゃっきゃうふふ。

実に古典的効果音がこうまでぴったりだとは思いもしなかった。

現在時刻は夜中の20時。

夕食も終え、眠る前の自由時間、というような時間がこれから続く頃合だ。

そんな中、麻雀卓が設置されたレクリエーションルーム兼俺の寝室には、今二人がいる。

宥さんと、ちょっと勝気な印象を受けるオシャレな女の子の、新子憧。

穏乃に見せて貰った過去の写真からは考えれない超成長をしている女の子である。

まぁ、そんな勝気な女の子とほわほわ雰囲気の宥さんがじゃれあう光景。

それは実にすばらな光景である。

こう、あれだ。

自然と頬が緩むとか、そんな表現がぴったり来るんじゃないだろうか?

俺がそう思っているとじとっとした視線を感じる。


憧「………変態」

京太郎「なんでや!!」

憧「今宥ねぇのこと変な目で見てたでしょ!!あと何その関西弁!」

京太郎「いや知らんし」


勝手に出ただけだし、うん。

俺はそう言うとまたまた胡散臭いものを見る目を向ける憧。

さばさばとしていて、同年代ということもあり軽く名前を呼ぶくらいの仲ではあるが、こういう時のこいつは警戒心が高い。

なんというか、男が極端ではないが苦手。

そんな感じだ。

宥さんのあわあわと、慌てたような声。

それを皮切りに妙な空気は発散されたが、やれやれ。

なんか疲れたぞ、俺。






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