過去ログ - サクラ「タイムスリップしてもうた」:||
1- 20
915:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/02(火) 21:25:27.29 ID:Y1ViC4wR0

加持「……参ったな」

ミサト「どういうことよ?」

加持「……いや、ゼーレが人類補完計画を打ち立てていてのは話したな?」

ミサト「ん、まぁね。自立進化の限界がどうのこうの……?」

加持「……要するに、人類を進化させる為の計画だ。えらく自分勝手な机上論ではあるがな」

ミサト「……それで?」

加持「シンジ君が使徒になることで、彼はATフィールドを扱えるようになる。

    他にも色々変わるんだろうが、
    
    ATフィールドを扱える、理解できると言うことは、世界の心理に一つ近づくことだと思う」
    
ミサト「……そう、ね。万物の存在を維持するATフィールド。

    使いようによっては魂すら入れ替えることができる」
    
加持「……それってさ、進化なんじゃないのか、と思ってね」

ミサト「……」

加持「ゼーレとは全く違う、人類補完を為してしまうんじゃないのか? これ……」

ミサト「で、でも、シンジ君一人がそうだからって……」

加持「遺伝したらどうする?」

ミサト「!?」

カヲル「……前例はないね」

加持「……シンジ君の血筋が、今度どのように幅を利かせる分からんが、

    このままいくとやがては……」
    
ミサト「……妙な感じね。それがイイコトなのかマズイことなのか、よく分からないわ」

加持「確かにな」

カヲル「もし、シンジ君の遺伝子がやがて多くの人間を使徒化させていったとしたら、

    ATフィールドを理解することができる人間が増え、
    
    科学は急激に進歩し、スピリチュアル的な研究も劇的な進化を遂げるだろう」
    
ミサト「お化けとかそういうの?」

カヲル「その辺には疎いけど、そうだね。その辺も色々と解明されることだろう」

加持「まぁ、その劇的な変化は、俺たちの代では見られないだろうがな」

カヲル「確かにそうかもしれないね。人間の寿命で考えると不可能だ」

ミサト「……とりあえず、私はもっと化け物化け物した使徒が世界を滅茶苦茶にしなければそれでいいわ。

    そういう難しいこと考えるのは加持君に任せる」
    
加持「ああ、それでいいさ。

    お前はお前にできることをやってくれ。
    
    後は全部俺に任せろ」
    
ミサト「そうする」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
964Res/784.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice