過去ログ - 亜美「ふたりじゃなきゃ、笑えない」
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40:ネル ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/02/17(日) 22:52:54.65 ID:L9BMRJ4y0

 電話をした。お姫ちんならば、上手く行けば対処法を教えてくれるかもしれない。

『……はい』

亜美「もしもし、お姫ちん!」

貴音『どうしました? 焦っているようですが……』

亜美「あのね、真美が」

貴音『真美が?』

亜美「真美が、兄ちゃんのことを好きだって」

貴音『…………?』

亜美「真美は、亜美が兄ちゃんだって思い込んでいる。
   兄ちゃんが刺される直前に、真美は言いかけてたみたいで」

貴音『…………そう、ですか』

亜美「どうすれば、いいのかな? それって、亜美が答えても」

貴音『…………亜美』

亜美「なに……?」

貴音『……これは、あなたが選ぶべき選択肢です。
   【真美を騙し続けて、笑顔を見る】未来と、【真美に真実を告げて、前を向いてもらう】未来です』


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