過去ログ - 勇者「出来損ないの魔法使い?」2
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184:『10章 王国連合軍と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/26(火) 21:59:01.97 ID:vTKM+sMQ0

魔女「何が聞きたい?」

船乗り「お父さんが一番怖かったときの話っす!」


魔女「よ、よりによって……」

水の神官「私は常に笑顔を絶やさず、神の使徒たる姿勢を崩していないというのに」

魔女「そこが怖いっての。神の名のもとに、ってなんでもしちゃってさー」


船乗り「それで、どんなときのお父さんが一番怖かったんすか?」


魔女「そりゃあ、私らが当時の勇者に置いていかれたときよ」

船乗り「どういうことっすか?」


魔女「そういえば、先代勇者の末路って民衆には単純に行方不明としか伝えられていないんだっけ?」

水の神官「はい、そうです」


船乗り「え? そうじゃないんすか?」

魔女「私たちは、置いていかれたのよ。当時の勇者にね」

水の神官「あの方は、どうして……」


魔女「そんときが一番怖かったわ。魔物がさらったとか言って、私らに襲いくる魔物を……うー、思い出すだけで吐き気が」

船乗り「もしかして、魔道具、間欠泉っすか?」

魔女「違うわ。魔道具、毒水よ」


船乗り「な、なんすかそれ?」

水の神官「……」


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