過去ログ - 勇者「出来損ないの魔法使い?」2
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383:『11章 決戦』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/03/05(火) 12:19:43.02 ID:ZaSMFXT60

―― 山岳の国 ――


山岳兵「国民のほとんどは城内へ避難できたぞ!」

兵長「しかし、我らは孤立してしまった……。どうすればいい……」


水の兵「城の外や、街には魔物たちがうようよ居る」


少女「ふええ……」


水女「どうにかならないの!?」

水の兵「そう言うが……。俺たちは水が無ければ何もできない役立たずなんだ……」


水女「水? 水さえあればどうにかなるの!?」


水の兵「水流の力で、魔物たちを一つの場所に固めることくらいなら、もしかすると」

水女「わかった。じゃあ水を造りましょう」


雷女「あんた、何を言ってるの」

水の兵「そうだ。一人の魔術師が作れる水の量なんて、たかが知れている」


水女「この魔道具を使って。魔力を込めた分だけ、普通の水魔法よりも多く水を発生させることができる魔道具なの」

水の兵「これは……。湧き水の魔道具」


水女「それも私の家の純粋性よ? 私の家、水魔法の家系で有名な貴族なの」

水の兵「もしや! 水魔法の貴族!?」


水女「ええ。だからさ、その魔道具使って」

雷女「腐っても私らは貴族だもんね」


水女「そこ少し余計なこと言いすぎ!」


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