過去ログ - 勇者「出来損ないの魔法使い？」２
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2013/02/19(火) 22:02:10.75 ID:88Xhb8p20
―― 師匠の部屋 ――
少年「……ここが、あんたの部屋か」
65:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:04:07.73 ID:88Xhb8p20
師匠「まぁふざけるのも大概にするか」
少年「そうだ。結局、何なんだ」
66:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:04:56.26 ID:88Xhb8p20
師匠「そうだったな。勇者計画っていうのは、魔王討伐の人材を育てる計画だ」
少年「魔王討伐？ 人材？」
67:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:06:58.85 ID:88Xhb8p20
師匠「いないな」
少年「じゃあどうやって集めるんだ」
68:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:07:48.37 ID:88Xhb8p20
少年「それはどんなときだ」
師匠「一つは、お前が死ねば今回の勇者計画は終わる」
69:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:08:40.43 ID:88Xhb8p20
少年「どうしてだよ！」
師匠「これは、国家の計画だ。お前一人に掛けた費用、時間は無駄にできない」
70:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:09:33.80 ID:88Xhb8p20
師匠「お前は私にどういう返事を望んでいるんだ」
少年「それは……」
71:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:10:12.64 ID:88Xhb8p20
師匠「ん？ 泣いているのか？」
少年「……泣いてない」
72:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:10:41.83 ID:88Xhb8p20
少年「鬼が笑った……」
師匠「黙れ」
73:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:11:10.80 ID:88Xhb8p20
〜〜 現在 〜〜
魔法使い「師匠さん、実は優しい人だったんですね」
74:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:12:08.28 ID:88Xhb8p20
〜〜 3年前 〜〜
兵士「今日の剣術大会。とうとう決勝戦ですね」
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