過去ログ - 【安価】京太郎「だから、見ててください!俺の……変身!!【咲×クウガ】
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709: ◆SCTij9jzag[saga]
2013/02/24(日) 23:16:57.05 ID:VFeosLJvo

京太郎「そうですか、警察でそんなことを……」

睦月「私は、何を覚えていないんです。それは、本当のことなのに……」ウツムキ

京太郎「ですよね。覚えてないことで責められるのは、辛いですよ」

睦月「いいえ、そっちはいいんです。私が、我慢すればいいことだから――」

京太郎「津山さん……」

睦月「だけど、だけどもし、また私が……化物になったら」ガタガタガタ

京太郎「津山さん!?」ダキッ

睦月「ま、また人を襲って、誰かを……こ、殺したりしたら!!」ガクッ

 高校生の少女にいきなり突きつけられた現実。
 人を殺してしまったという、事実。

 それは、心優しい彼女を追い詰めるのに必要すぎるほどのリアルだった。

睦月「怖いんです……また、ああなるんじゃないかって!!」ブルブル

京太郎「大丈夫、津山さんはもう化物にはならないよ!!」

睦月「どうしてそうだって言えるんですか!? 絶対なんてないんですよ!!」ガバッ

 京太郎を振りほどいて、立ち上がる睦月。
 その手には、夕陽を浴びて赤く輝く包丁が握られている。

京太郎「津山さん!?」ドキッ

睦月「何度も、何度も何度も何度も!! 死のうって、思いました……」ポロッポロッ

京太郎「……」グッ

睦月「でも、怖くて無理で……私、弱虫だから」アハハ

京太郎「違う!! 弱虫なんかじゃない!!」

 誰かを想って、悩める彼女が弱虫である筈が無い。
 誰かの為に涙を流せる彼女が、弱虫なわけがない!
 
睦月「4号さん、お願いします……私を、私を……」ブルブル


 コロシテクダサイ


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