過去ログ - 【安価】京太郎「だから、見ててください！俺の……変身！！【咲×クウガ】
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857: ◆SCTij9jzag[saga]
2013/02/26(火) 22:22:07.80 ID:UqEgPaHdo
>>856
　スマン、まじスマン……


透華「それでは早速警察に連絡を……！」

一「とは言っても、信じてもらえるかな？」

ﾊｷﾞﾖｼ「連絡は今から入れますが、それでも次の犠牲者にはとても……」

純「ああもう！　どうすりゃいいんだ！！」ﾀﾞﾝｯ

透華「……」

一「透華？　どうしたの？」

透華「私に、いい考えがありますわ」

純「本当か！？」

透華「ええ。ですが、かなりの危険が伴いますわ」

ﾊｷﾞﾖｼ「それは……一体？」

透華「……ちっちゃい子供を囮に使って、私達がグロンギをおびき寄せるんですのよ」

ﾊｷﾞﾖｼ「なっ！？」ﾋﾞｸｯ

透華「そうすれば次の犠牲者が出る前に、京太郎が戦うことができますもの」

純「おいおい。理屈は分かるけどよ……、それってもしかして？」ﾁﾗｯ

　皆の視線が一直線に重なる。
　その先にいるのは、一人の少女。

　高校二年生でありながら、小学生にしか見えない少女。
　国広一である。

一「ちっちゃい子供を囮って……まさか！？」ﾄﾞｷｯ

　この場の誰もが、その言葉の意味を理解している。
　つまり、透華は一を囮にしてグロンギをおびき出すつもりなのだ。　

透華「……一、やれますわね？」ﾆｯｺﾘ

　透華の瞳に迷いは無い。
　だって、京太郎がいるから。
　京太郎が自分達を守ってくれるから。

　だから、安心して命を預けられるのだ。

一「……うん！！　あったりまえじゃん！」ﾆｯ

　それは一も同じ。
　自分だって、京太郎と一緒に戦うと誓ったんだ。

　今更、命をかけることぐらいなんでもない。

透華「……やりますわよ」

　透華達の目に炎が宿る。
　覚悟はすでに、出来ていた。

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