過去ログ - 【安価】京太郎「だから、見ててください!俺の……変身!!【咲×クウガ】
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978: ◆SCTij9jzag[saga]
2013/03/04(月) 22:45:46.52 ID:1JZhPhaQo


 その時俺は思った。
 望んでもいない戦いに無理やり参加させられて、見知らぬ世界で一人……

 いつどこで敵に襲われるか分からない。
 
 そんな状況、俺なら耐えられないだろう。

京太郎「待てよ、レイン」ガシッ

レイン「ん? どうしたんだ?」

京太郎「この日本じゃ、お前みたいな浮浪者はすぐ捕まっちまうよ」ヤレヤレ

レイン「そ、そうなのか?」

京太郎「だから、しばらく俺の家に泊めてやる」ニッ

レイン「!?」

京太郎「これも天の導きって奴だ。俺がパートナーに選ばれた以上、嫌とは言わせないぜ?」

 自分でもなぜ、そんなことを言い出したのか分からなかった。

レイン「いいのか……?」

 だけど、コイツを見ていると不思議と心が落ち着くんだ。
 まるで誰かを思い出すようで、なんだか嬉しかった。

京太郎「これからよろしくなレイン」

レイン「ああ、京太郎!」グッ

 こうして、俺とレインの生活は始まった。

 両親にどう説明しようかと最初は悩んだけど、お袋達もレインのことをえらく気に入った様子でお咎めなし。
 むしろずっといて欲しいと言い出す始末で、最近では息子の俺の方が肩身が狭い。
 ペットのカピバラも懐いているし、本当に奇妙な奴だ。

京太郎「レイン、学校行ってくる!」

レイン「忘れ物するなよ、京太郎」ニッ

 そうしているうちに、レインは俺にとってとても大切な存在になっていた。
 学校であった嫌なことも相談し、時には笑い合いながら夜を過ごした。

 こんな日々がずっと続けばいい。
 レインと共にこれからも、ずっと友達でいけたら……


 そう祈っていた。

 あの日までは……


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