過去ログ - 神宮寺「スマホか…わけがわからないな。」洋子「先生…」
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12:gaku ◆p5aHKPi6K9ce[saga]
2013/02/20(水) 18:06:53.60 ID:crhgWEOAO

洋子「行っちゃいましたね、熊野さん。」


神宮寺「ああ。電気屋で暴動にならなきゃいいがな。」ｶﾁｬ


洋子「あ、先生。コーヒーすみません。」


神宮寺「気にするな。濃い目だから、気をつけろ。」


洋子「美味しいですね〜、深みがあって。」


神宮寺「こりゃ、絶品だな。この豆は常備しておいてくれ、洋子くん。」


ピピピー
ピピピー


洋子「あ、先生の携帯が鳴ってますよ。メールですか？」


神宮寺「そのようだ。スマホなんかより普通のがよっぽど使い安いな。」ﾊﾟｶｯ


「神宮寺さん。淀橋署の三好です。
数日前の殺人事件で妙なものが見つかったんです。
至急、署まで来てもらえますか。」


パタン


神宮寺「洋子くん、どうやら仕事のようだ。淀橋署にちょっと行ってくる。留守を頼むよ。」


洋子「はい。わかりました。気をつけて行ってらっしゃい。」


俺はコートを着て、
ポケットにマルボロとオイルライター、財布を突っ込み、
事務所を出た。


平穏な日々が激動の日々に様変わりする気がしたが、
今はわからない。


寒空の下、愛車クーパーに乗り込んだ。
俺はすぐさまマルボロに火を着けた。


そしてエンジンをかけ、街を走り出した……




おしまい

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