5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/22(金) 00:02:09.06 ID:J+D80mmH0
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ドアを開けて戻ってきた梓ちゃんに「おかえり」を言おうとしたら、クラッカーの音と同時に「おめでとう」の声が四人分。
ん?四人?!
憂「お、お姉ちゃん!和ちゃん!?」
唯「ういー、おめでとう〜」
和「お誕生日おめでとう、憂」
憂「え、な、なんで二人とも、え?え?」
頭が追い付かなくて目を白黒させている私をお姉ちゃんはにっこりと抱きしめてくれて、それでも混乱している私の頭を和ちゃんが撫でる。
いつもの抱擁と慣れた手の平。
視線を梓ちゃんと純ちゃんに送れば、二人もホントだよ、という顔をしていて。
そんな皆の温もりと優しさに、ようやくその存在を実感した私は、宙に浮かんだままの手をお姉ちゃんの背中に回した。
そのままお姉ちゃんの肩に顔をうずめてこぼれそうになった気持ちをおさえる。
それでもやっぱり想いは溢れてきてしまったけれど。
お姉ちゃんは何も言わないで少しだけぎゅっとする腕の力を強めてくれた。
和ちゃんもずっと頭を撫でてくれていて、私は久しぶりの感触にただただ甘えていた。
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