12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/02/22(金) 15:42:28.93 ID:L62z0KCK0
二人になだめられて腰を下ろすと、いつの間にか淹れられたお茶を一気に飲み干す。
めちゃくちゃ熱かったけど、そんなことを気にするような感じにはなれなかった。
なんで二人はそれほど冷静に事を分析しているのかと、私はこれほどまでにショックを受けているというのに。
私の憤慨をわかっているはずなのに、結衣は何も言わないで少しばかり何か考えているし、ちなつちゃんは私を見てはなんだか首を横に振っていた。
ちなつちゃん、その若干の呆れた表情はなんでしょうか。
京子「ちなつちゃん、なんで今首横に振ったの?」
ちなつ「そうですね。なんか、京子先輩ってちょっと鈍いのかなって思って」
京子「何がだよ!」
思わず上がった声にちなつちゃんが驚いて、少ししてからごめんと私は言葉を漏らした。
こっちも言い過ぎました、ごめんなさい。ちなつちゃんの言葉に小さく頷いてから、結衣に目を向けるともう勉強を再開している頃だった。
そこまで勉強が大事なのかと思った。若干呆れてしまって、どうでもいいと倒れこむ。
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