過去ログ - 素直じゃない二人(ゆるゆり)
1- 20
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/02/22(金) 15:43:05.72 ID:L62z0KCK0
結衣「まったく、まるで中学生になった時みたいだな」
ちなつ「京子先輩って、こういう風になったことあるんですか?」

 二人の言葉に耳を傾けながら、ふて寝を決め込むことにした。もう、なんだか疲れた。

結衣「ほら、あかりは年下だろ?」
ちなつ「そうですね、っていうことは、先輩とあかりちゃん、一年間は中学生と小学生で別れた時間がありますね」
結衣「その時もこいつ、こんな感じになったんだよ。なんていうか、遊ぶ時間がなくなっちゃうとか言って騒いでた」

 聞こえる声に、確かにそんなこともあったななんて思った。
 あかりは小学5年生で、私と結衣が小学6年生で卒業が迫っていた頃、いつもの公園で私が帰りのチャイムが鳴り始めているのに、まだ遊ぼうって駄々をこねたことがあった。
 結衣も困っていたし、あかりは一番困っていた。
 あかりが小学校に残っちゃうと3人で遊ぶ時間が少なくなっちゃうとか、そんな理由だった気がする。

結衣「まあ、あの時のことを京子はあまり覚えてないと思うけどね」

 そういう結衣は、なんだか一瞬だけこちらを見た気がして、振り返ったけど黙々と勉強をしていた。
 ちなつちゃんはその言葉の意味になんか含むことがあったのか、私を見てから溜息を吐いた。
 なんだか馬鹿にされた気がしたけど、もういいやとふて寝をやめて、いっぱい寝ることにした。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
187Res/217.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice