11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/22(金) 23:54:14.81 ID:/aXQ9vleo
憂「うーん、お昼のことも考えると使えそうな食材があんまり無いから、パンと目玉焼きとサラダくらいにしようか。野菜切るね?」
梓「うん……パン焼くよ……」
憂「? う、うん、お願いね?」
……はあぁ。
今回はちょっとした計算違いとはいえ、ここまでやる事成す事上手くいかないなんて。
この一年の私は何かに憑かれてるんじゃないか、とさえ思ってしまいそうだ。
でも、落ち込んでばかりもいられない。
だって落ち込んでばかりいると……
憂「……どうしたの? 梓ちゃん。大丈夫?」
こうやって、心優しい憂に心配をかけてしまうから。
笑っていてくれないといけない今日の主役に、心配をかけてしまうから。
「なんでもないよ」
そう言おうとしたけど、それで誤魔化せる相手じゃないよね。
誤魔化されてはくれるかもしれないけど、それじゃダメだよね。
梓「……憂の、誕生日プレゼント。思いつかなくて」
憂「えっ……?」
梓「唯先輩にも相談して、手伝ってもらって、今日一日は憂に楽してもらおう、って。そう決めたんだけど」
憂「梓ちゃん……」
梓「……上手くいかないね。なかなか」
憂「……ごめんね、余計なことしちゃったね」
梓「ううん、いいんだよ。元々どこかで無理が出てたかもしれないし。そもそも……」
憂「……そもそも?」
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