過去ログ - まどか「夢の中で会った……」ほむら「私の名前はほむらです」
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734:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/27(水) 00:09:20.58 ID:B3MJg5ALo

まどかは、ほむらの魔女最優先という判断に対し「冷酷」と思ってしまった。

昨日ほむらから、自分のために悲しすぎる過去を体験しているということを聞いていた。

嘘だと疑うわけではない。

むしろ自分のことをこれ程までに大切に思ってくれている人がいたことに、嬉しく思った。

そうだとしても、まどかはほむらのことが、自分にとってのヒーローであると同時に……怖かった。

涙を流しながら、いつもと違う口調で話したほむらが、愛おしくいじらしく思えたのも事実。

しかし、そのほむらに、契約をしたら殺すと遠回しに脅されているという事実もある。

脳裏に押し込んだ複雑な気持ちが、再び浮上してきた。

友達なのに、怯えている自分が存在する。

――自分を救うために、悲しい思いをされていること。

全ては自分のためにやってくれていること。しかしその選択を心のどこかで否定している。

まどかは、そういった罪悪感も感じていた。



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