過去ログ - >>2 と >>3 のお題で即興SS
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118:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 17:50:53.86 ID:X8wnxfdv0

その言葉をきくと、返事もしないままぶつっと電話を切った。
急いでレジ袋を取り出し、蒸し器から肉まんを二つ取り出す。

女(……はぁ)
以下略



119:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 17:58:49.93 ID:X8wnxfdv0

少し妬みつつも、自分もあんな風になりたい、そう思っての行動だったのかもしれない。

レジ袋に入った肉まんを二つ持って、レジ裏へ向かう。

以下略



120:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:00:45.54 ID:X8wnxfdv0

ーーーーーーーーーーーー


電話が切られた。
以下略



121:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:06:16.29 ID:X8wnxfdv0

本来ならばもっと早く、30分は早くついているはずの予定。
しかし、まだくるな、とのお達しがきたため、タバコをゆっくり吸いながら、携帯を覗き込んでいた。

今日は久しぶりに冷え込んで、雨のせいもあって手がかじかむ。
以下略



122:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:10:57.61 ID:X8wnxfdv0

男(ん……?)

コンビニの前で何やら2人組が会話をしていた。
両方見慣れた人物。
以下略



123:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:14:43.10 ID:X8wnxfdv0

そんな独り言を言いながら、2人の死角になるところからこそこそと裏口へと向かった。
傘をたたみ、ドアを開けると暖かい風が体をなでてる。

男「うぃーっす」
以下略



124:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:19:08.94 ID:X8wnxfdv0

こちらを見向きもしない女へ声をかけた。
だるそうな顔をしながら、だるそうな声でそれに答えが返ってくる。

女「別にそんなんじゃないっすよ」
以下略



125:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:22:58.80 ID:X8wnxfdv0

男「くくっ、今回はうまくいったみたいだったよ」

女「……そーですか」

以下略



126:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:27:12.55 ID:X8wnxfdv0

きっと、彼女なりに罪悪感を感じているのだろう。
ただ、あれは彼女の責任なんかではなく、間違いなく本人達のせい。
それどころ、自分が謝るべきことだとすら思えた。

以下略



127:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:34:15.68 ID:X8wnxfdv0

ただ、見た目に似合わずお節介で、世話焼きで、それでいて弱い彼女は罪悪感を感じてしまったのだろう。
そして、そんな彼女に自分は何もしてあげられなかった。

男「……はぁ」
以下略



128:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:38:36.57 ID:X8wnxfdv0

ーーーーーーーーーーーー


後輩と恋人は付き合い始めた頃には既に、友達同士だった。
以下略



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