過去ログ - >>2 と >>3 のお題で即興SS
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127:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:34:15.68 ID:X8wnxfdv0

ただ、見た目に似合わずお節介で、世話焼きで、それでいて弱い彼女は罪悪感を感じてしまったのだろう。
そして、そんな彼女に自分は何もしてあげられなかった。

男「……はぁ」
以下略



128:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:38:36.57 ID:X8wnxfdv0

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後輩と恋人は付き合い始めた頃には既に、友達同士だった。
以下略



129:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:43:10.31 ID:X8wnxfdv0

恋人「そうだねー。いやー偶然偶然!」

そして、自分と後輩との関係はバイト仲間として会い、その後お互いの関係に気づいた。

以下略



130:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:47:59.27 ID:X8wnxfdv0


そんなからかってくる目線を無視し、無言という返答を返す。
いちいち、こいつの冗談に付き合っていては日がくれてしまう。

以下略



131:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:52:34.16 ID:X8wnxfdv0

それに加え、後輩は嫌味なやつなどではなく、気配りの聞く根はいい女だった。
それもあり、腹だしさなんてことは全く感じることはなかった。

恋人「そんなことないって!あんたも早く恋人作りなさいよー」
以下略



132:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 18:57:43.43 ID:X8wnxfdv0

この時は素直に、そう思っていた。
ただ、恋人というものはなかなか上手くいくものではない。

亀裂が入るのは簡単なことだった。
以下略



133:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 19:03:24.54 ID:X8wnxfdv0


ーーーーーーーーーーーー

男「なに?怒ってんの?」
以下略



134:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 19:10:24.55 ID:X8wnxfdv0


それに対し、恋人は目も合わせずに返してくる。
明るく楽しい普段の様子は全く見せない。
不機嫌そのもの。
以下略



135:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 19:13:45.35 ID:X8wnxfdv0

嫌味っぽく返ってくるその言葉に、一層頭に血が上る。
会いたくなくて会わなかったわけでもないのに、久しぶりに会ったらこれだ。

男「は?別にいいだろ、連絡くらい」
以下略



136:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 19:14:53.78 ID:X8wnxfdv0

そして、この言葉を聞きとうとうプツンと堪忍袋の緒が切れる。
外で周りに人がいるというのにも関わらず、少し大きな声で言う。

男「どうでもいいとかじゃねえだろ!」
以下略



137:そっきょー ◆4jzar1HOtI[saga]
2013/02/25(月) 19:18:47.15 ID:X8wnxfdv0

もうそこからは会話にすらならなかった。
ただ、言い合って結局そのまま分かれて家路についた。

家に返っても、お互いに何も連絡は来ない。
以下略



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