過去ログ - 宥「私が守ってあげるね」
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24: ◆R0AgHv2yZI
2013/02/26(火) 20:36:19.96 ID:wMwYvn6Ho
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菫「ほ、本当にいいのか……?」

「うん」と微笑んで頷く。

宥「また菫ちゃんがいなくなるのは嫌だから……」

これは本心から思っていることだった。

それ以上に欲を言えばこのままずっと彼女をここに縛り付けていたいが、そんな気持ちに気付かれたら彼女はすぐに自分の前から姿を消すだろう。

しかし、

菫「迷惑じゃないか……?」

わざわざ縛り付けておかなくても、菫は必ずここに居てくれると宥は確信していた。

ここを出たら照に見付かる可能性があることと、照に対する恐怖心から彼女は外に出るのに少なからずも抵抗があるはずだ。

数日間はここに居るとみて間違いないだろう。

宥「ううん、全然」

その後のことはそのときに考えればいい。

菫「じゃあ、頼む……ありがとう」

だから今は、様子見。

宥はニコリと口角を上げた。


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