5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 18:28:09.92 ID:J0Lkv9+go
少女は薄暗い部屋の中にいた。
この状態になってからどれくらい経つだろう。
とても長いことこうしている気がする。
「……」
少女の両手足には手枷と足枷が付けられ、行動の自由を奪われていた。
その先には鎖がついており、どこかへ繋がっているようだ。
鎖の先を辿ったことはない。
知っても無駄だ。
それに、少しでも体を動かすと金属がぶつかり合う音が部屋に響く。
その音を聞くたびに、自分はもう逃げられない、一生このままだと改めて思い知らされ、その度に心は絶望と恐怖に染まっていく。
怖い。逃げたい。でもすぐに捕まって酷いことをされる。
そんなことをされるくらいなら、何もせずジッとしていた方がマシだ。
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