51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:38:34.02 ID:eQ0D2KUfo
男(……なんか気付いたら、部屋にいた)
男(なんか記憶に靄がかかってるけど……一つだけ、思い出せる)
『ずっとここにいてくださいますか?』
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:39:07.29 ID:eQ0D2KUfo
淫魔「全然来てくれないもんだからぁ……こっちから来ちゃったわぁ」
男「いや、その……」
男(目を逸らしたいのに……何故か、逸らせない……)
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:39:38.48 ID:eQ0D2KUfo
男「あ、ありがとう……」
吸血「……じゅる」
男「あ、あの……?」
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:40:05.32 ID:eQ0D2KUfo
本屋「あ、それはそっちー」
男「あ、はい」
本屋「大分お仕事にもー、慣れてきたみたいだねー」
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:40:34.49 ID:eQ0D2KUfo
男(なんだかんだ言って、この辺にも馴染んできたな)
男(隣人二人は相変わらずだし、あの博士はへんちくりんな発明繰り返してるみたいだけど)
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:41:01.64 ID:eQ0D2KUfo
男「……」
本屋「私も古新聞が好きでねー、たまーに集めてるんだー」
男「……あの、この記事の建物って」
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:41:28.88 ID:eQ0D2KUfo
コン コン
大家「はーい……あれ、何か御用ですか?」
男「……」
58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:42:02.73 ID:eQ0D2KUfo
大家「……騙すつもりは、無かったんです」
大家「ただ……その……怖がられてしまうと、思って……出ていっちゃうと、思って……」
大家「いつかは知られてしまうかもとは恐れていましたが、まさかこんなに早く……」
59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/28(木) 00:42:30.18 ID:eQ0D2KUfo
男「……大家さんは、幽霊ですか?」
大家「はい、普段は気を張って実体を作ってます」
男「だから俺に見えてるんですか?」
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2013/02/28(木) 00:42:57.11 ID:eQ0D2KUfo
大家「でも、やっぱりダメですね……前回の人には正直に言いすぎたから今度は嘘を付こうだなんてするから」
大家「きっとバチが当たっちゃったんですね……」
男「……」
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2013/02/28(木) 00:43:25.23 ID:eQ0D2KUfo
大家「……怖くないですか?」
男「怖かったらもう逃げてますよ」
大家「……透けてますよ?」
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