過去ログ - 安価でシークレットゲーム5
1- 20
2: ◆WNrWKtkPz.[saga]
2013/02/25(月) 20:38:45.06 ID:q0xCRPx20
前回の流れ

――
――――
――――――

【56:00】

1時間もすれば、高山達は手塚の死体から離れて完全にどこかへ行ってしまっていた。

もう手塚の死体があるであろう場所の目前である――

「――陸島、色条をこれ以上近づけるな」

俺の目に入った光景は、あまりにも残酷で色条のような子供に見せることが出来るものではなかった。

陸島は俺が言いたいことを悟ったのか、色条を近くの部屋に連れて行っていた。


「…………手塚――」

俺は赤く染まった手塚の“頭”を拾い上げた。

PDAは全て回収されていて、首輪も回収されている――

(どうして、気が付かなかった……)

高山たちが彼らの首輪を含む4つを所持しているということは、彼らのいずれかは首輪を必要としている解除条件であるということ。

それに加えて御剣のPDAは10であるということを考えれば、高山か郷田のPDAが“4”であると予想できるのは容易なことのはず――

つまり、もう高山か郷田の首輪は――


俺の地図には、1つの首輪と、4つの首輪の光点に分かれているのが映し出されていた。

1つの首輪の方は6階に差し掛かり、4つの首輪の方は4階へと――

「…………」

色条はこの事実を知ったらどう思うのだろうか。

俺と陸島を殺せば、首輪が外れる……なんて冗談を考えてみたり――

「ディオ君……」

PDA探知で俺と同様に事情を悟ったであろう陸島の悲しげな声が聞こえてくる。

「……Qを殺しに行くぞ。今後の方針は、それだけだ――」


俺たちの選択肢は、それしかないのだ――

――――――
――――
――

ここから進めていきます。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/793.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice