6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 22:43:17.61 ID:jzroVq22o
千早「嬉しいです本当に。楽しみにしてますから」
P「千早、そろそろ時間だ」
千早「……いってきます」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 22:44:31.97 ID:jzroVq22o
端的にいうと千早のステージは完璧だった。十八番の歌はもとよりダンスのキレが違った。
こんなにも千早という人間は内にエネルギーを秘めているのだと思うと胸が熱くなった。
だからだ、こんな素晴らしいのに花開かないなんて何かの手違いなのじゃないかとも思う。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 22:45:25.29 ID:jzroVq22o
……
舞台はアンコール、最後の曲へ。
千早「みなさんありがとうございます。ここで少しお話をさせてください。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 22:46:36.10 ID:jzroVq22o
……
千早は曲の最後の一小節まで惜しむように歌った。
最後のダンスの振りを終えてポーズを決める、千早が涙ながらに笑顔で手を振る。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 22:47:15.84 ID:jzroVq22o
-病院-
千早はそれから時間がたっても目を覚まさなかった。
ちょっと疲れただけだろうと希望的観測をしていたが、結局救急車を呼んで病院へ搬送してもらった。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 22:48:13.59 ID:jzroVq22o
千早「プロデューサー」
P「千早!お前!大丈夫なのか!?いつ目を覚ましたんだ?」
千早「つい先程です。お医者さんが付き添いの人に会って来なさいと」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 22:48:42.33 ID:jzroVq22o
P「フムン、じゃあ打ち上げとかは後日ということで……千早の検査が終わるまではここにいるよ」
千早「あの、プロデューサー……いっしょに泊まってくれませんか!」
P「え?」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 22:49:23.88 ID:jzroVq22o
……
千早の検査にはそれから更に二時間ほどかかった。ライブが終わってから既に五時間以上が経過してもう夜になっていた。
待っている間は雑誌を読んだり、俺と千早の晩ご飯をコンビニで買ったりして時間を潰していた。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 22:50:43.68 ID:jzroVq22o
-病棟・765号室-
P「それで検査の結果どうだったんだ」
千早「先生が言うには異常は見当たらなかったそうです」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 22:51:33.95 ID:jzroVq22o
P「個室なのは都合がいいな」
千早「ええ、大部屋だと一緒に泊まってもらうのはちょっとむずかしいですね」
P「……まったく、千早は寂しがり屋なんだから」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 22:52:42.42 ID:jzroVq22o
-翌日-
P「ふわあ、ソファで寝たからか体が痛いな……」
P「千早はまだ寝てるみたい」
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