16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/26(火) 23:34:18.09 ID:q4Uu0FEAO
放課後
男は伊達の所に向かう
いやだった、判決結果を待つ気分だった
でも・・・約束だから・・
体育館裏、伊達が寝そべって鼻歌を歌いながら待っていた
男「あの・・・」
伊達が男を見ると飛び起きた
伊達「おっ、来たか!!いや―――おせえから心配したぜ、なんもなかったか?」
伊達が男の肩を抱く
男「・・・・・・・」
男は下を向く
伊達「なんも無いわけねぇわな、」
伊達が男の肩をポンポンと叩く
するといきなり伊達が叫ぶ
伊達「失せろ!!!」
クラスメートたち「ひっ・・・」
隠れてたクラスメートたちが思わず出てくる
大半が女子だ
伊達「俺たちは男同士の話し合いしてんだぜ、邪魔だから消えな」
伊達がそう云うと蜘蛛の子散らすように去っていった
伊達「大変だな、お前も、たくっ人間ってやつぁよ!!嫌になるぜ、」
伊達はそういうと男の肩を強く抱く
ああダメだ・・・反則だ、殴られると思ってたのに、優しくされるなんて・・
男「・・・・・うっ・・うっうっう・・・」
男は体を震わしながら涙がポロポロとこぼれた
伊達先輩は厚い胸板でただそれを受け止めていた
伊達「耐えるな!こらえるな泣け!しっかりと全部吐き出しちまえ!」
まさに山のようにデカい漢である
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