過去ログ - ゆみ「私は君が欲しい!」京太郎「!?」
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226: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2013/04/14(日) 22:57:19.21 ID:9loqSSyyo
京太郎「いえ、そこじゃないんです」

京太郎「咲は地元の高校に行ったんで、やっぱり中学の友達もたくさん一緒のところ行ってるんですよ」

京太郎「咲とのメールにもよく出てくるんですけど、それがちょっと羨ましいなとかいいなとか思っちゃうんです」

京太郎「こっち来て使ってる道も、普段登校に使ってる道はもう見慣れた風景になってるんですけど、今こうやって違う道を行くとやっぱり全然見覚えがなくて」

京太郎「前のところはどこ行っても大体見慣れてたんで、自分はここの人間じゃないんだなとか感じたんです。それでさっきため息ついちゃったんですよ」

京太郎「そんなこと考えてると、俺はなんで1人でこっち来たのかなってちょっと後悔が」

ゆみ「……そういえば須賀くんがこっちに来た理由を聞いていなかったな」

京太郎「ああ、親の仕事の都合ですよ。まあ向こうで一人暮らしすることも出来たんで、決めたのは自分です」

ゆみ「高校生が1人で暮らすのは言うほど簡単じゃない。自分のせいだなんて思う必要はないさ」

京太郎「加治木先輩……」ジーン

ゆみ「……まあ私もしたことはないからどんなものかわかるわけではないが」

京太郎「加治木先輩……」ジー

ゆみ「と、ともかくだ! 自分が選んだからしょうがないなんて思わず、寂しければ素直にそう思えばいい。そのほうが楽になる」

京太郎「……そうですね。ありがとうございます」

ゆみ「……」シャー

京太郎「……」シャー


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