過去ログ - ゆみ「私は君が欲しい!」京太郎「!?」
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557: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2013/07/13(土) 22:59:58.15 ID:zNn+qLkQo
ゆみ「そ、その。京太郎くん」

京太郎「は、はい!」ビクッ

ゆみ「団体戦の後に君が言ってくれたこと、凄く嬉しかった」

ゆみ「団体戦で感じた他校の高い壁。それを私なら乗り越えられると言ってくれて、たとえお世辞でも勇気づけられた」

京太郎「それはお世辞なんかじゃ――」

ゆみ「自分の実力ならよくわかっているよ。私は個人戦で1位にはなれない。だから京太郎くんが本気で言っていても、それはお世辞だ」

京太郎「……」

ゆみ「……私が一番嬉しかったのは君が全国を目指すといってくれたことだよ」

京太郎「え?」

ゆみ「私は長野で1番強いなんて思っていない。けれど、それでも京太郎くんに比べれば、全国に出られる可能性は遥かに高いだろう」

京太郎「あ、あはは……」

ゆみ「……き、君は私に、その、こ、告白、をしただろう?」カアァァ

京太郎「は、はい」カアァァ

ゆみ「そ、それがどれほど決意が必要か私も分かるつもりだし、きっと返事もすぐ聞きたいと思う」

ゆみ「そんな大事なことを全国に出ることを条件にした。……君が部で過ごす時間をそんなに大切に思っていてくれたことが、本当に、本当に嬉しい」

ゆみ「私も君も、けして長野で1番強い雀士ではない。だけど、麻雀は強い者が必ず勝つものじゃない」

ゆみ「君ともっと長い時間を過ごしたいのは私も同じだ。一緒に全国へ行こう。私と、君で」


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