過去ログ - ゆみ「私は君が欲しい!」京太郎「!?」
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572: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2013/07/13(土) 23:08:24.08 ID:zNn+qLkQo
――帰り道――

京太郎「今日はお疲れ様でした」

ゆみ「ああ、君もな」

京太郎「電車間に合ってよかったですね。遅くなると明日に疲れが残っちゃいますし」

ゆみ「あんなに走ったのは久しぶりだったよ。……走って疲れるのと遅く帰って疲れるのではどちらのほうがいいんだろうな」

京太郎「どうなんでしょう。俺は精神的に疲れるよりは走ったほうがいいですね」

京太郎「それでその……帰りがけに言いかけたことってなんですか?」

ゆみ「ああ、君の打ち方についての話だよ」

京太郎「俺の打ち方ですか? まさかどこかおかしかったり……」ズーン

ゆみ「ああいや、今のところ京太郎くんの打ち方に問題はないよ。経験や技術はまだ足りていないだろうが、少なくとも私の教えた通りに打っている」

ゆみ「将来的にもそれでは困るが、まあ今の時点では何の問題もないし、よくやっている」

京太郎「それじゃあ一体何についてなんですか?」

ゆみ「……君は全国へ行きたいんだろう?」

京太郎「えっ……はい! もちろんです。ゆみ先輩と約束してますし!」

ゆみ(あの一方的な言い捨てを約束と言うか……まあ、私も京太郎くんの言ったとおりにするつもりだが、言われた私が一体どう感じたと思って……!)ゴゴゴ

京太郎「え、えっと、ゆみ先輩?」ビクッ

ゆみ「あ、ああ。すまない。……君も今日戦ってわかったと思うが、現時点の君では全国へ行くには力不足だ」

ゆみ「たとえあの2人がいなかったとしても、君が全国へ行くのは極めて難しいだろうと私は思う」

京太郎「……はい。俺もそう思ってます」


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