過去ログ - ゆみ「私は君が欲しい!」京太郎「!?」
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820: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2013/10/21(月) 22:47:59.25 ID:VOpzzbugo
ゆみ「……ところでこのタオルケットは一体?」

京太郎「ほんとですね、いつの間に……まさか」サアァァ

ゆみ「? あれ、テーブルの上に紙が」

京太郎「すげー嫌な予感がします」ペラッ


『京太郎へ
 こんな時期に何も掛けずに寝るなんて何考えてるの!? あなたはともかく、彼女さんが風邪でも引いたらどうするの。
 恋人の体調を守るために最善を尽くすくらいの甲斐性は持ちなさい。ただ腕枕をしたのはいい選択だったと思います。

 ゆみさんへ
 初めまして。手紙での挨拶になってしまってごめんなさい。
 まず息子がこんなに美人な子と付き合っているということに驚きました。
 今日は自分の家のようにリラックスしてもらえたようでとても嬉しいです。
 生憎これからまた出かけなければならないのでお話はできないのですが、今度は起きているときにお会いできるといいですね。
 こんな情けない息子ではありますが、これからもよろしくしてやってください。                                』


ゆみ「」サアァァ

京太郎「ほんとやめてくれマジで……」ガクッ

ゆみ「私のバカ! なんでせめてお母様が来たときに起きなかったんだ!」

京太郎「いいですよ、気にしないでください。俺から言っときますから」

ゆみ「しないわけがないだろう!? 何を言うんだ!? うあああぁぁ……」

京太郎「大丈夫ですって。こんなの書き残したのは最悪ですけど、書いたことには悪気とか悪意とかはないですから」

ゆみ「そういう問題じゃ――」グスッ

京太郎「ゆみさん」ギュッ

ゆみ「ひゃう!?」

京太郎「またウチに来てください。そのときにもう一回やり直しましょう」

ゆみ「……うん」コクッ


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