過去ログ - まこ「京太郎だけか」京太郎「ええ」
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40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/27(水) 21:50:56.78 ID:LPQqCAV9o
まこ「部長……か」
視線はベランダ。
前部長がよくいた場所だ。
京太郎「?」
まこ「今度の新人戦」
京太郎「秋の大会ですね」
まこ「わし個人としても勿論全力を尽くすつもりじゃが、部長としても某かを示せたら、そう思うんじゃ」
京太郎の左手を弄びながら呟くように心中を吐露する。
京太郎「……」
まこ「だがそれが何かがわからんでな」
綺麗な手だ。手タレにもなれるんじゃないだろうか。
京太郎「団体戦はないし、あっても人数が足りませんしね」
ふむふむと京太郎は頷く。
まこ「うむ。個人戦もあやつらは心配あるまい。油断はできんが決勝に全員が残ることも十分あり得る」
まこの脳裏に浮かんだ『全員』は、全国で目覚しい活躍を見せた後輩三人。
京太郎「ドキッ!清澄だらけの決勝戦!ポロリもあるよ」
一方、使い古された冗談を言う京太郎の脳裏に浮かんだ『全員』はまこを含めた四人。
それがわかって、まこは優しく微笑んだ。
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