過去ログ - まこ「京太郎だけか」京太郎「ええ」
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46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/27(水) 21:54:00.07 ID:LPQqCAV9o
京太郎「そう……、ですね」
けれど、それはまこからの視点。
まこ「納得はいかんか?」
京太郎「いえ、大丈夫です。焦ってたみたいですね、俺」
京太郎にとって、まこと共に目指せるインターハイは、あと一年だけ。
まこ「うん」
聡いまこにも京太郎のその思いは伝わらなかった。
京太郎「才能があって、努力もしてて、強い皆に置いていかれそうで。置いていかれたら俺の居場所が無くなりそうで」
まこ「あやつらはそれほど狭量ではないよ。勿論、わしもな」
まこの笑顔。
京太郎「そうですね」
つられて京太郎も笑顔。
あと一年。どうなるかはわからないけれど、まこの笑顔は京太郎にこれまで以上の努力を決意させるに十分なものだった。
まこ「まあ、それでも負けて平気ではないじゃろ。泣きたくなったら胸くらい貸したるわ」
とんっと胸を叩く。
京太郎「じゃあ、その時はお言葉に甘えて」
まこ「おう」
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