過去ログ - 【咲】京太郎「ありふれた不思議」【宮守】
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6: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2013/02/28(木) 21:11:41.06 ID:GM14yOvt0
友人「あんまり私の言葉に流されてるとお目当ての部活を逃しちゃうかもよ?」

京太郎「……別に、目当てがあるわけじゃないけどな」

友人「あ、そなんだ……てっきり、もうやりたいことが決まってるんだと思ってた」

京太郎「や、そういうわけじゃないけど……」

京太郎「ただ、やっぱり高校って言うんだから、何か部活に所属はしたいなーって」

京太郎「青春したいじゃん?」

友人「やっぱテレビの見すぎだー」

京太郎「そんなことねぇと思うけどな……」

友人「ふーん……ま、いいけど、他人事だし」

友人「……あ、私は入らないよ、面倒くさそだし」

京太郎「すごい直球ですね」

友人「素直で一途な女の子だからね」

京太郎「……」

……まあ、人によって感性は違う、ということで。

さて……と友人から視線を離し、プリントに目を向ける。

並べられた部活。

……気になったのは特になかったけれど。

やはりどれかには入ってみたい。

……まあ、適当に見学するしかないだろう。

幸い、入部はいつだってできるのだから。

友人「どれ入るか決めた?」

京太郎「実物を見ないことにはわかんないって」

友人「あはは、そりゃそだ」

友人「ついてってあげよか?」

京太郎「結構です」

友人「残念」

京太郎「ついてきたところでどうせ入る気はないんだろ?」

友人「そだけど」

友人「須賀君のあることないことでも言いふらしてやろっかなーって」

京太郎「……1日目にしてひどい扱いだ」

友人「あはは、冗談だってば」

京太郎「……」


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