過去ログ - 【咲】京太郎「ありふれた不思議」【宮守】
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◆tXdh2WZ0lM
[saga]
2013/03/04(月) 22:51:41.80 ID:9I2jPm4f0
豊音「やほー」
……服が見えた。
いや、正面に、マジで。
なんなんだこの人。
京太郎「……こんにちは」
豊音「うん、こんにちはー」
もうちょっと顔を上げて、漸く笑顔が見える。
真っ黒い髪の毛がヴェールのように見えた。
豊音「今日も来てくれるのー?」
京太郎「ええ、もうそりゃ遊びに行きますとも」
豊音「やった!」
京太郎「うわっ!?」
豊音さんはばんざい、と大きく腕を上げた。
俺の体に当たりそうになって、つい声を上げてしまう。
豊音「あははっ、ちょーうれしいよー!」
京太郎「……そんなにうれしいですか?」
豊音「勿論!」
豊音「ふっふっふ……実は私、今ある企画をやってるんだよねー」
京太郎「企画……ですか?」
豊音「うん、企画!」
豊音「聞きたい……?」
豊音「ね、ね、聞きたい!?」
聞いてほしいと顔に浮かべながら顔を寄せてきた。
いや、近い、近い、髪かかってます、長い!
京太郎「え……あ、うん……」
豊音「ふっふっふ……なら、須賀君にだけ教えてあげる!」
……きっと、もうすでにいろんな人に教えてるだろな。
なんとなくそう感じた。
豊音「実は、私ねー」
豊音「友達100人計画やってるの!」
京太郎「……友達100人計画?」
豊音「うん!」
豊音「この学校で、友達を100人作る計画!」
京太郎「……」
顔だけじゃなく、心まで小学生並み――げふんげふん。
いつまでも童心の心を忘れないことって素晴らしいことだと思った。
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