過去ログ - 【咲】京太郎「ありふれた不思議」【宮守】
1- 20
91: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2013/03/04(月) 23:18:40.25 ID:9I2jPm4f0
京太郎「落ち着いて、落ち着いてください!」

京太郎「ほら、俺男ですし、あの、まずい、まずいですって!」

体が大きいとはいえ、女の子である。

俺を引き寄せられるほどの力があるとはいえ、女の子である。

とても柔らかく、とても暖かく、とてもいいにおいがする。

なんていうか、もの一つ一つが俺を興奮させるような、そんな。

豊音「もううれしいよ、ちょーうれしいよーっ!」

京太郎「聞いちゃいねぇ!?」

豊音「……はっ、こうしちゃいられない!」

豊音「塞たちにも伝えないと、早く、いこ、ね、須賀君!」

京太郎「なら、その腕を離してくださいよ!」

豊音「よーし、全速力で――!」

京太郎「やっ、なんでこのまま走るんですか!?」

豊音「りゃあああああぁぁぁっ!」

京太郎「うわあああぁぁぁぁっ!?」

……ええと、さっき感じたものが全部吹き飛ぶくらい、それはもうすさまじいスピードでした。

いや、本当、ジェットコースターを後ろ向きに乗ったかのような。

景色がめまぐるしく変わる、気持ち悪い。

豊音「みんなーっ!」

そして、そのまま扉をいきおいよく開けた。

なんで片手で俺の体を支えられるんだよ。

塞「わっ!?」

白望「……うるさい」

豊音「それどころじゃ、それどころじゃないんだよ!」

胡桃「それどころじゃないって……わわ、須賀君、何してるの!?」

京太郎「何してるも何も……捕まってます」

胡桃「いや、そりゃわかるんだけど……」

エイスリン「ハグ?」

京太郎「いや、捕まってるだけです」

エイスリン「?」

豊音「えへへ、皆、聞いて、須賀君が、須賀君が、須賀君がね!」

豊音「えっと、その須賀君が、須賀君で、須賀君なんだよ!」

塞「何言ってるかわからないよ!?」

白望「……とりあえず、須賀君おろしたら?」

豊音「えへへー……もう須賀君最高だよーっ!」

京太郎「いたいっ、いたいいたい、離してください、マジで!」



豊音の好感度があがりました


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
507Res/276.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice