過去ログ - 中沢「上沢と下沢が転校してきたお陰で俺の注目度が一気に上がってしまった件」
1- 20
27: ◆dXcF7ISCP.[sage]
2013/03/02(土) 00:34:29.69 ID:0ht960rAO
中沢「今回のケースでは必要かと……」

中沢「確かに男として、力仕事ができないのは情けないでしょう」

中沢「ですが、それと台車を使ってはいけないことは直結しないと思われます」

中沢「大事な書類なら、尚更なんじゃ……?」

中沢「まして、その人しか職員室に居なかったなら……」

中沢「早乙女先生にも配慮が足りなかった点も、あるのでは……?」

早乙女「……」

あ、まずい。勢い余って早乙女さんの落ち度までも指摘しちまった。
これは……

俺は惨事に備えて身構えた。



早乙女「……そうかも、しれませんね」

俺の気持ちと裏腹に、早乙女さんは弱々しく肯定した。

早乙女「今の私は、悪い見本でした。女子のみなさん、決して男の人に力仕事ばかりを強制しないように」

……いやそういう事じゃないだろう。
まあどっちでもいいけどさ。
美樹の奴がやたら頷いてる。お前は絶対わかってない。
上条が窘めている。美樹が赤くなった。爆発しろ。
そう思っていると志筑さんと目が合った。彼女も同じことを言いたそうな目をしていた。
一瞬だけ彼女と解り合えた気がした。


早乙女「でも、せめて男子も書類束くらいは運べるようになって下さいね」

彼女は最後にそう付け加えた。



早乙女「あ、転校生を紹介します!」

一番後回しかよ。教室がどよめく。
転校生には悪いことをしたなぁ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
61Res/13.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice