19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/02(土) 00:38:59.63 ID:r9wzDr+t0
向日葵「ひぃっ!」
手だ。人間の。トランクに何者かの手があった。
向日葵「な・・・な・・・」
とにかく落ち着こう。向日葵は深呼吸をする。そして改めてトランクの中を確認する。
それは間違いなく手だった。手首から切断されている。血が無惨についている。グロテスクだ。
落ち着いて目を閉じるとテレビで見たことがある銃を持った人間や斧を持った人間の視界を見ることができた。斧には血が付いていてもしやこれで手を切断したのか?
危険を感じた向日葵はトランクの中にあったナットを手に取った。
とにかくここから逃げなければ。だが、この辺りはなぜか狙撃手が多い。うまく誘導しなければ・・・
目を閉じ、意識を集中させる。橋の先に拳銃を持った人間がいる。本物かどうかはわからないが避けて通るべきだ。別の道にも猟銃を持った人。どこへ行っても銃。向日葵はうまく囲まれていた。
向日葵「まずいですわね・・・四方に銃を持った人・・・出くわす訳には行きませんし・・・」
屍人「ブゥア!」
向日葵「!?」
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