72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/02(土) 02:01:47.64 ID:r9wzDr+t0
ちなつ「げほっげほっ・・・ハァハァ・・・」
まさか屍人に命を救われるなんて・・・なんて安心している場合じゃない!!
向日葵「撫子さん・・・何度私の邪魔をすれば気が済みますの・・・」
ふらふらしながら向日葵が立ち上がる。頭から血を流し、今のちなつにとっては屍人よりも怖かった。
向日葵「いい加減死になさいよ!!」
ガスッ!!ガンッ!!ガンッ!!
撫子があっという間に倒されてしまう。もし仲間だったら相当頼りになる強さだ。
ちなつ「いや・・・いやああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
たまらず逃げ出すちなつ。向日葵が後ろから追いかけてくる。逃げなきゃ、逃げなきゃ、殺される!殺される!殺される!
蜘蛛屍人「キキキ!!」
ちなつ「いやああああああああぁぁぁぁぁぁ!!」
全力ダッシュで逃げたが蜘蛛屍人に左足を攻撃されてしまう。左足が痛み、這わないと動けない。
ちなつ「いやっ!!いやっ!!死にたくない!!死にたくない!!」
這って必死に逃げるちなつ。だが、どんな事情であれ殺人鬼は待ってくれない。
向日葵「終わりですわよ吉川s・・・くっ!!」
向日葵は屍人に苦戦している。今のうちに!今のうちに!
左足がじんじん痛む。だが、ここで止まるわけには行かない。何としてでも逃げないと!
廊下を這いながら進み、手術室に隠れる。おそらく向日葵はすぐに来るだろう。ここで抵抗しなければ絶対殺される。なにか、なにか、
ちなつ「こ・・・これで・・・・・・」
ちなつはメスを手に取る。向日葵に勝てるかどうかはわからない。でも、抵抗せずに殺されるよりは・・・また、落ちていた蛍光灯も手に取る。こっちはリーチが長いからうまくやればハンマー相手なら勝てるかも
扉の前でメスを構えるちなつ。向日葵がドア開けた瞬間、刺す。もうそれしかない。逃げ道はない!
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