過去ログ - 球磨川『僕は悪くない』 まこ「いや、どう考えてもおんしのせいじゃろ」
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12: ◆nWvtlcp.cc[saga]
2013/03/03(日) 00:20:19.08 ID:Scm28Ur3o
球磨川『こんな人だよ』

突然部室の奥から突然響く声。
皆が視線を送ると、仮眠用布団にうつ伏せに寝転び、本をぱらぱらとめくっている球磨川の姿があった。

球磨川『なかなか良い本を揃えているね。どれもこれも立派な押し花が作れそうだ』

そう言いながら本を投げ捨てると、身を起こす。
そのままゆったりとした足取りでまこの近くまで来ると、不適に笑う。

球磨川『やあ、始めまして、かな。僕は』

まこ「本を投げるんじゃないわ!」

スパーンッと球磨川の頭から小気味の良い音が鳴る。

優希「あ!犬の調教用ハリセン!」

京太郎「その犬って俺か!?」

いつの間にかまこの手には大型のハリセンが握られていた。

球磨川『痛いじゃないか、まこちゃん』

叩かれた場所をさすりながら、気にした風でもなく球磨川は笑う。

久「ちょっとまこ、いきなりびっくりするじゃない」

まこ「すまんのう。目に付くところに置いてあったもんで、ついな」

球磨川『やれやれ、自己紹介もままならないとは、つくづく僕だ』

ぼやきながら改めて語りだす。

球磨川『今度こそ、始めまして。二度目ましてになっちゃうのかな。僕は球磨川禊だ。三年生で、あくが強そうで、あくしかなくて、人を不安がらせて、ある意味怖い人で、女の子に殴り合いの喧嘩で正面から堂々と負ける球磨川禊だよ。よろしくね』


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