過去ログ - 球磨川『僕は悪くない』 まこ「いや、どう考えてもおんしのせいじゃろ」
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◆nWvtlcp.cc
[saga]
2013/03/17(日) 00:40:02.84 ID:/kIEL23Ro
衣「だが! 皆が球磨川と同じ弱さになっているのだろう!? であればこの振込みは単なる偶、然……、あ……」
ゆみ「そうだ。気づいたようだな。席順だよ」
ゆみ「彼の説明ではこうだった。『誰かがリーチをかければ一発で振込み、黙テンだろうと聴牌した瞬間に和了り牌を切る、直感で選ぼうと考えて選ぼうと切った牌が全て和了り牌』」
ゆみ「つまり、能力を受けていない彼女、池田が聴牌すれば、最初に振り込むのは下家である、天江、君なんだよ」
衣「……」
ゆみ「前半戦でトップが君に移ったのも大きい。池田が球磨川の思惑に気づいたとしても、トップ目からの振込みであれば確実和了るだろう」
華菜(球磨川の思惑って……、なんだ? この二人の会話が全然わかんないし……)
ゆみが衣に粗方説明を終えたのを見た球磨川はぱんぱんと手を打ち鳴らし、オーラスの開始を催促する。
球磨川『説明は終わりかな? じゃあ、オーラスを始めようか。ぬるくて、虚しくて、誰もが何もできずに終わる消化試合』
その言葉とともに、華菜の胸に『却本作り』が打ち込まれた……。
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