過去ログ - 袋持ち「それでは行くとしますか」読書家「はいはい」
1- 20
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 12:31:07.70 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「そこまでして魔物が主人公の本が読みたいのか?
    あんたは魔物至上主義者なのか?」

読書家「違いますよ。
    だったら魔物の娘を一人、私専用の奉仕奴隷として雇っているでしょうね。
    ただし丁重に扱ってあげるでしょうね。あと魔物に味方するくらいはするでしょう」

袋持ち「ん、だったらなんで」

読書家「ただ、魔物たちが死ぬまで家畜のように扱われる理が、とても嫌いなだけですよ。
    それに、その理のおかげで面白い本が読めないのは、誠に遺憾ですから」

袋持ち「そうか、っていうことはこの本を隠すために秘密部屋を作ったのか?」

読書家「そうじゃないんですけど、本も隠せて一石二鳥だったなと思っただけですから」

袋持ち「それはどういう意味だ?」

読書家「そういう意味です。それでは私はこれで失礼しますね。
    一応日が入るように鏡を設置してありますから、朝になったらわかると思います」

袋持ち「そうか、それじゃこの部屋借りるぞ。
    うわぁ〜、ふかふかだ〜」

読書家「それでは」

 ガチャ バタン

読書家「ふぅ、私は寝られるかな。
    夜中に隣の家じゃいつも通り、魔物が男に組み伏されているんだろうな。
    別にやるのは構わないが、窓を全開にしてやるのはやめてくれないかな」

読書家「悩んでいても仕方ない、今日はもう寝るとしよう」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
100Res/103.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice