過去ログ - 憧「バカじゃないの」セーラ「バカですよ、うん」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 14:56:42.84 ID:hb+Ku/uao
憧「私のこと抱いてよ」セーラ「は?」
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セーラ「キス…する?」憧「ううん、しない」
hayabusa.2ch.net


この2つの続きです
結構長くなってしまってVIPだと時間かかって仕方ないんで
こちらであげさせてもらいます

だらだらと長いですがそれでもよろしければどうぞ

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 14:57:52.23 ID:hb+Ku/uao
朝、外の明るさに薄っすらと目を開けた。
ふと隣を見ると、そこにはスヤスヤと眠る憧の寝顔。

セーラ「…アホ」

以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 14:58:54.15 ID:hb+Ku/uao
なんとかしてやりたい。
そやけど、俺との関係でもそれは晴れないらしい。
それでは俺の気も晴れない…。

でも憧は、それでもこの関係は必要やと言うた。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 14:59:23.77 ID:hb+Ku/uao
俺はどう返せばいいのかわからへんかった。
だってそんなこと考えたこともなかったから。
けど、今は確かに思うことがある。

憧は確かに俺に与えてくれていることがある。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:00:12.24 ID:hb+Ku/uao
それから…ベッドの中に入ってからの出来事。

今でもすぐに思い出すことが出来る。

「好きだよ」と言った憧。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:00:54.78 ID:hb+Ku/uao
憧「…んっ」

セーラ「おはよ、憧」

憧「おはよ…今何時?」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:01:34.08 ID:hb+Ku/uao
憧「朝ごはん作る?」

セーラ「あー、パン買ってあるしそれでいい?」

憧「ん、…なんでもいいよ」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:02:37.98 ID:hb+Ku/uao
俺は…俺は、憧のこと……

どう思ってる?

可愛い、そう、すごく可愛くて
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:03:36.75 ID:hb+Ku/uao
憧「セーラ?1階に下りるんじゃないの?」

セーラ「え?あぁ、うん」

憧「ボーっとしてたよ、寝ぼけてんのはどっちだっつーの」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:04:22.23 ID:hb+Ku/uao
1階に下りて、ダイニングのイスに座って朝ごはん。

くわえたパンの味もよくわからない。
憧が入れてくれたカップスープの味だって。

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:05:52.70 ID:hb+Ku/uao
俺はいつも、憧に対しては受け身やった。
望まれればそれを叶える。いつもそんな姿勢やった。

憧を助けたい、なんとか立ち直って欲しい、という気持ちで。

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:06:26.34 ID:hb+Ku/uao
どうしてそんなことを?どうして?
どうして、いつも憧だけ?

じゃあ、今、抱いているこの感情は何なのか。
一番大切な、自分の気持ちはどこへ向いているのか。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:07:54.62 ID:hb+Ku/uao
>>12
訂正

高翌翌翌揚感   ×

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:08:24.02 ID:hb+Ku/uao
あぁ、そういう仕様なんか
なら仕方ない


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:08:58.62 ID:hb+Ku/uao
自分の中で一つの考えが、気持ちが、想いが固まりかけたその時、
憧はパタンと新聞をたたんでテーブルに置いた。

パタンという音に思考は中断させられて、
ため息をついた憧に声をかける。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:09:24.56 ID:hb+Ku/uao
憧「考え事、してた。セーラもしてたよね」

セーラ「考え事?」

憧「そう。何考えてるかはわかんないけど」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:10:09.09 ID:hb+Ku/uao
憧「でね、新聞を閉じたのは結論が出たからなの」

セーラ「どっちや?」

憧「言う、って決めた」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:10:39.71 ID:hb+Ku/uao
憧「あ、もちろん自分もこのままじゃいけないってわかってたんだよ」

セーラ「お、おぉ」

答えが見えそうになると、隠されてしまうような…。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:11:30.71 ID:hb+Ku/uao
憧「…わかった、じゃあ言うね」

セーラ「うん」


以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:12:07.24 ID:hb+Ku/uao
憧「いつまでもこんなこと続けていられないと思うんだ」

セーラ「待ってや、それでええの?」

あくまで冷静で。いつもの俺を装う。取り繕うように、
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:12:47.17 ID:hb+Ku/uao
憧「あったよ、ありがとね。なんかさ、
  一人でウジウジしてたのがバカみたいなんだもん」

セーラ「そうか、ほんまよかったな」

以下略



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