過去ログ - 憧「バカじゃないの」セーラ「バカですよ、うん」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:28:15.17 ID:hb+Ku/uao
憧「あれさ、ちょっと撤回」

穏乃「ちょっと…?」

憧「…シズさ、あたしのことをね、…見守ってて」
以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:28:54.91 ID:hb+Ku/uao
だけど、でも、そんなシズを見ていたらさ、
気付いちゃったんだよ。

あぁ、もう…あたしはシズをそういう
「好き」じゃないんだってさ。
以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:29:45.76 ID:hb+Ku/uao
好きは好きだけど、でも前のような感情はあんまりない。

だからきっと、今なら笑顔で言えると思うんだ。

憧「シズ、和と幸せ?」
以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:30:22.57 ID:hb+Ku/uao
あたしはシズかセーラか、なんてせめぎ合いを卒業した。
シズへの気持ちがなくなったことで
あたしの気持ちはセーラただ一人へ向けられている。

だけど、新しいせめぎ合いが生まれてきた。
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:32:06.84 ID:hb+Ku/uao
そんな風にして、また2週間が過ぎた。
日々は刻一刻と過ぎていった。

時にセーラのことを考え、
でもそんな考えなんて意味がないと振り切る。
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:32:32.44 ID:hb+Ku/uao
それで、そしたら、強くなることが出来たら
そのときはセーラに会いに行こう。

強くなったあたしならちゃんと言えるはず。
自分の本当の、大切な気持ちを伝えられるはず。
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:33:09.63 ID:hb+Ku/uao
無計画に阿知賀に来た俺は、学校の中に入っていけなくて
校門の辺りをうろうろしていた。

阿知賀の子で連絡先まで知っているのは憧だけやったし
ここで憧に連絡したんじゃなんか意味がないし…
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:33:45.96 ID:hb+Ku/uao
セーラ「んー、麻雀部の子が通るん待ってた」

穏乃「え?どうしてですか?」

セーラ「なぁ、麻雀部って今日も活動してんの?」
以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:34:14.08 ID:hb+Ku/uao
疑問符を頭に浮かべながらも穏乃ちゃんは
俺を校内へ招き入れてくれて、麻雀部の部室の前まで案内してくれた。

阿知賀の麻雀部の部室の前に立って、俺は深呼吸をする。
隣にいるのは憧の親友にして想い人、穏乃ちゃん。
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:34:55.21 ID:hb+Ku/uao
穏乃「じゃあ、入りますよ?」

セーラ「あぁ、うん」

穏乃ちゃんがドアノブに手をかける。
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/03(日) 15:35:28.04 ID:hb+Ku/uao
牌を磨く布を手にしたまま、固まってしまった憧と目が合う。
俺も、入り口から一歩も動けずにいた。

好きで好きでたまらなくて、会いたいと願い、
でもそれが叶わなくて麻雀に影響が出るほど集中力を欠いた。
以下略



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