過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 玄「5冊目だねっ」 ※阿知賀成分
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◆OtZIp/YaIxCt
[saga]
2013/03/08(金) 02:03:15.82 ID:MgNQQu9c0
――灼さん、良かったら――
灼(なんでだろう?)トクン
――麻雀部、入りませんか?――
灼(思い出すと、胸がキュッとする)
灼(思えば、こうして誰かから誘ってくれたことって初めてだった)
灼(玄の温泉で、おじさんたち相手に打つのは、ただ私が『やりたい』ってだけで)
灼(特に、誘われた記憶はない――)
灼(……小中学生の頃も、それは変わらず)
灼(もしかしたら、私は寂しかったのかもしれない――だから)
灼(ちょっとした親切心で、ここまで心が揺らいじゃうんだ……)タメイキ
京太郎「――なんか灼さん、顔赤くないですか?」
灼「なっ!? そ、そんなことないよっ」カァァ
灼「……ただ」
灼「ちょっと、思い出しちゃって」
京太郎「そうですねー」
京太郎「灼さんが入部して、皆も笑って受け入れてくれて」
京太郎「俺も嬉しいですよ」
灼「――うん、ありがとう」
京太郎「いえいえ」
京太郎「ところで」
灼「ん?」
京太郎「――さすがに、ちょっとばかり重く」
灼「――!?」ハッ
灼「わ、私は重くないっ!」ムッ
京太郎「い、いえ、だからですね」
京太郎「来るなり、俺の膝に座るのやめてくださいって」
灼「……し、仕方ない」
灼「こうしないと、落ち着かないんだから」
京太郎(そういうもの、なのかな?)
京太郎(しかし)
京太郎(この光景を、他の部員に見られたら――)
京太郎(……考えるのはよそう)
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