過去ログ - シンジ「……あんまり僕のことナメないでよね」
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190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/13(水) 15:17:48.50 ID:hXdynlyf0

ヒカリ「何買ったの? 今日の晩御飯?」

シンジ「それもあるけど、他にもいろいろね」

ヒカリ「……あれ? 酢豚?」

シンジ「うん。この間のはなんだかよくわからない胃袋破壊活動に使われちゃったから」

ヒカリ「あ、あー……アスカが言ってたわね……」

シンジ「まぁ、これで懲りたし……ミサトさんしか居ない時のために非常食は備蓄するべきだと思ったよ」

ヒカリ「うちも、お姉ちゃんが料理するの苦手な人だから何かとレトルト食品置いておくのが習慣になってるわ」

シンジ「あ、委員長って姉妹いるんだ?」

ヒカリ「ええ。姉と妹がいるのよ。

    お姉ちゃんは働いてるから、家事は主に私が担当してるの」
    
シンジ「そうなんだ」

ヒカリ「……似てるって思ったでしょ?」

シンジ「あはは、うん。そう思ったよ」

ヒカリ「実はね、アスカから碇君の話聞いてて私もそう思ってたんだ。

    いつも鈴原越しに会話したり、アスカと一緒に話したりだけだったから、
    
    こうやって二人で話してみたいと思ってたのよね」
    
シンジ「あ、そういえば僕たちあんまり二人で話すってことはなかったね」

ヒカリ「鈴原から私の話とか聞いてたりするの?」

シンジ「ん〜、結構仲良さそうってのはわかるけど、あんまり詳しくは聞いてなかったかなあ」

ヒカリ「仲よさそう?」

シンジ「うん。それに委員長だってトウジのことは呼び捨てだし、仲良いのかなって」

ヒカリ「ん〜……実は、鈴原の妹ちゃんが、うちの妹と同級生なのよ。

    その関係でお互い顔合わせることが多くてね」
    
シンジ「あ、そう、なんだ」

ヒカリ「……?」

シンジ(トウジの妹かぁ……)ズーン

ヒカリ「! あ、えっと。気にしないでっていうのもちょっとアレだけど、

    ……仕方なかった、と思うわよ。碇君は碇君の事情があるんだし、
    
    サクラちゃんはちゃんと分ってるみたいだし」

シンジ「……でも、僕がしっかりしていれば……」

ヒカリ「それでも、碇君が戦ってくれてなければもっと酷いことになっていた筈。

    サクラちゃんに負い目を感じるのは仕方ないかもしれないけど、
    
    それでも、碇君が戦うことで、多くの人が救われているはずよ」
    
シンジ「……ありがとう、委員長」

ヒカリ「ん、うん。

    …………えっと、あのさ、碇君」
    
シンジ「あ、そろそろ家着くよ」

ヒカリ「え、ああ、そうね」

ヒカリ(この間の悪さがアスカがやきもきする理由の一つなのかしら……)

………………


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