過去ログ - まどか「これが私の、ゼロレクイエム」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 23:18:33.02 ID:1wV/fsmro

蒼い影が走る。
魔法による劇的な加速は、科学の結晶たるナイトメアの速度を軽く凌駕し、いとも簡単にその巨体を追い抜いた。

カレン『回り込まれた!? この子たちほんとに人間!?』

ほむら「もちろん違うわ」

カレン『!!』

後方に陣取ったほむらの言葉にカレンは背筋が寒くなるのを感じた。
まるで感情もなく、自らを人外と述べる少女がいるだろうか。

ほむら「ナイトメアにRPGって効くのかしらね」

盾から取り出したのは対戦車グレネード。
普通の中学生が持っているものでは、ない。

ドォォン!

従来の兵器とは一線を画するナイトメアといえど、戦車をひっくり返すほどの衝撃に足止めを余儀なくされる。

カレン「ぐっ……!」

カレン(このままじゃ……!)

カレン(この子たちならきっと避ける……。なら威嚇のためにスラッシハーケンで!)

──バシュッ!

ほむら「!」サッ

勢い良く射出された鋼鉄の爪をほむらは難なく回避する。
だが。

ほむら「……しまった! まどか!」

まどか「え……?」

カレン(あの子の後ろにさっきの二人が!? ダメ、止められない……!)

スパァン!

一閃、ナイトメアの重量にも耐えるワイヤーが断ち切られる。
数多の剣を従えたさやかがそこに立っていた。

さやか「あたしの大事な親友と先輩を狙うなんて……許さない!」

カレン「くっ……!」


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