過去ログ - ソラ「…見滝原?」
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39: ◆WLTBhNgznQ[saga]
2013/03/06(水) 10:27:26.09 ID:kLoQWPXx0
それから少しして巴マミと名乗ったその少女は
まどか、さやか、ソラを自分が住むマンションに招待した。

さやか、ソラ「うわぁー!」

まどか「綺麗なお部屋〜。」

マミ「一人暮らしだから後輩や男の子を呼ぶのは初めてだけど、ゆっくりしていって。」

3人はマミにケーキを御馳走になりながら、魔法少女に関する話を聞くことになった。
まず初めにマミは自分が持っている宝石を見せながら…

マミ「見て。これがソウルジェム。魔力の源でもあり、魔法少女がキュゥべえと契約した証でもあるの。」

まどか、さやか、ソラ「契約って?」

キュゥべえ「僕は契約するときに君たちの願い事を何でもひとつ叶えてあげるんだ。」

ソラ「願い事?う〜んそうだなぁ…」

キュゥべえ「ごめんね。契約できるのは女の子だけなんだ。」

ソラ「えぇ〜!そんなぁ〜。」

さやか「にっしっし〜(笑)断られてやんの。」

ソラ「いったな〜!!」

出会ってそう日も経ってないのにすっかり打ち解けている2人を見てキュゥべえは話を続ける。

キュゥべえ「僕が願い事を叶えるとその引き換えに出来上がるのがソウルジェム。」

キュゥべえ「ソウルジェムを手にした者は魔女と戦う使命を負わされるんだ。」

まどか、さやか、ソラ「魔女って?」

キュゥべえ「願いから生まれるのが魔法少女だとしたら、呪いから生まれるのが魔女なんだ。」

キュゥべえ「魔法少女が希望を振りまくように、魔女は絶望をまき散らすんだ。」

キュゥべえ「しかも魔女は普通の人間には見えないからたちが悪い。」

ソラ(そんな厄介な奴らが存在するなんて。この世界はどうなってるんだ?)

マミ「魔女は不満や猜疑心、強い怒りや憎しみのような争いの種をばら撒いてる。」

マミ「形のない悪意は人を内側から蝕んでいくのよ。」

ソラ(そういう点ではハートレスに似ているな。)

さやか「そんな奴らにどうしてだれも気づかないんですか?」

キュゥべえ「魔女は普段結界の中に隠れ潜んで、人前には決して姿を現さない。」

マミ「あなたたちが迷い込んだ迷路のようなとこがそうね。普通の人なら生きて帰れないのよ。」

まどか「マミさんはそんな危険な戦いを続けているんですか?」

マミ「そうよ。だから慎重に選んでほしいの。」

マミは重い表情でまどかとさやかにそう言った。


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